山から、先人達からの財産に手を加える上で心がけていること。

木材は、建設資材として使われる多くのものが樹齢50年を超えるものです。

私たち製材所が取り扱っている材の多くも、樹齢で言えばそのくらい昔の木を使っています。

その中には勝手に生えて勝手に大きくなった木も当然ありますが、その多くは人の手によって植えられ、夏には下刈りをし、冬には枝打ちをし、手をかけて育ててきた木なのです。

先人たちが大切に育てた木を無駄にするわけにはいきません。

自然に感謝し、先人たちに感謝し、大切に使ってくれる職人たちに感謝し、私たちは製材という仕事に向き合っております。

社員への思い

会社は従業員あってのものです。

弊社には合計11人の従業員がおり、平均年齢45歳の事業体です。

中には兄弟で入社してくれた社員もおり、人材に恵まれ、大変ありがたく思っています。

製材を含めた建設業界は、いわゆる3K(キツい、汚い、危険)の仕事が多く、弊社もそうした仕事が多くあります。

過去に学生から就職希望の申し出があった際も、「父に止めらまして…」と話が無かったことになったこともありました。

しかし建設業は、我々の暮らしを守るための施設を作り、生活を豊かにするための設備を作り、地図に残るような建物を作る誇りある仕事です。

誰かがやらなければ今の生活は成り立ちません。

そうしたキツい仕事でありながらもともに働いてくれている社員たちには感謝しかありません。

一戸製材所は働いてくれている社員たちに感謝し、会社一丸となって『製材』という仕事を通して社会貢献を続けてまいります。